介護給付の種類って沢山あって分かりずらいですよね。そこで、分かりやすくまとめてみました。また、イメージが湧くように簡単な注釈をつけています。（あくまでイメージが湧くように、とのことなので厳密ではありません。あしからず）
（特例）居宅介護サービス費
（１）居宅介護サービス費
- 訪問介護（ホームヘルプ）・・・居宅で行われる本人のための日常生活上の世話
- 訪問入浴介護・・・組み立て式浴槽を居宅に持ち込み入浴介護
- 訪問看護・・・医師の指示により、看護師等が医療管理等のため居宅を訪問
- 訪問リハビリテーション・・・医師の指示により、理学療法士等がリハビリのため居宅を訪問
- 居宅療養管理指導・・・医師等が居宅を訪問し、ケアマネージャーや利用者に助言
- 通所介護（デイサービス）・・・送迎車で施設に迎え、食事、入浴、機能訓練等を日帰りで提供
- 通所リハビリテーション（デイケア）・・・施設に日帰りで通い、医師の指示によるリハビリを実施
- 福祉用具貸与・・・介護ベッドや車いすなど１３種類が対象
- 短期入所生活介護（生活系ショートステイ）・・・特別養護老人ホームや介護付有料老人ホーム等に短期間（３０日以内）入所して介護等を実施
- 短期入所療養介護（医療系ショートステイ）・・・介護老人保健施設や介護医療院に短期間入所
- 特定施設入所者生活介護・・・介護保険の適用される介護付き有料老人ホーム等に入所
（２）特例居宅介護サービス費・・・要介護認定の効力が生じた日前に緊急、やむをえない理由で指定居宅サービスを利用、または離島等で指定以外のサービス等を受けたとき
（特例）地域密着型介護サービス費
（３）地域密着型介護サービス費（原則として住所地の市町村の住民のみを対象としたサービス）
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護・・・訪問介護＋訪問看護＋ナースコール対応
- 複合型サービス（看護小規模多機能型居宅介護）・・・小規模多機能（訪問、通所、宿泊）＋訪問看護
- 夜間対応型訪問介護・・・居宅における夜間ナースコール（ホームヘルパー）
- 認知症対応型通所介護・・・認知症の人を専門にあずかる日帰り施設
- 小規模多機能型居宅介護・・・デイサービス＋ホームヘルプ＋ショートステイ＋ケアマネージャー
- 認知症対応型共同生活介護（グループホーム）・・・認知症高齢者が介護スタッフの援助のもと共同で生活
- 地域密着型特定施設入所者生活介護・・・有料老人ホーム等（２９名以下）に入所してサービスを受ける
- 地域密着型老人福祉施設入所者生活介護・・・特別養護老人ホーム（２９名以下）に入所してサービスを受ける（２９名以下）
（４）特例地域密着型介護サービス費・・・要介護認定の効力が生じた日前に緊急、やむをえない理由で指定地域密着型サービスを利用、または離島等で指定以外のサービス等を受けたとき
居宅介護福祉用具購入費および居宅介護住宅改修費
（５）居宅介護福祉用具購入費および居宅介護住宅改修費
- 居宅介護福祉用具購入費・・・排せつや入浴の用具などの特定福祉用具の購入費用
- 居宅介護住宅改修費・・・手すり設置など小規模な住宅改修費用（２０万円まで）
（特例）居宅介護サービス計画費
居宅介護サービス計画費
（６）居宅介護サービス計画費・・・指摘居宅介護支援（ケアプラン）の作成等
（７）特例居宅介護サービス計画・・・指定居宅介護支援以外の介護支援を受けたとき、または離島等で指定以外のサービス等を受けたとき
（特例）施設介護サービス費
（８）施設介護サービス費・・・指定介護福祉施設サービス、介護保険施設サービス、介護医療院サービスを受けたとき
（９）特例施設介護サービス費・・・要介護認定の効力が生じた日前に緊急、やむをえない理由で施設を利用したとき
高額（医療合算）介護サービス費
（１０）高額介護サービス費・・・１か月間の介護サービス費の自己負担分が上限を超えたとき
（１１）高額医療合算介護サービス費・・・１年間の「医療費の一部負担金等＋高額介護サービス費適用後の自己負担額」が上限を超えたとき
（特例）特定入所者介護サービス費
（１２）特定入所者介護サービス費・・・特定介護保険施設等において所得、資産の低い者の食費、住居費が上限を超えたとき
（１３）特例特定入所者介護サービス費・・・要介護認定の効力が生じた日前に緊急、やむをえない理由で特定介護サービスを利用したとき
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