<理不尽なパワハラは許しません!>私のパワハラ撃退法

シロクマックス
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私もパワハラには苦しめられました。どのように対処すれば良いか結構悩むところだと思います。まずは、状況をよく確認してから対策を練りましょう。

パワハラの背景について

労働悩み相談の第一回目としまして、今回はまず初めにパワハラ対策について述べてみたいと思います。

パワハラで苦しんでいる人は結構いるのではないかと思います。

実は私も長年にわたり上司の理不尽な対応に苦しんできました。

その経験も踏まえて、体験談を織り交ぜながら、具体的解決策について皆さんと一緒に考えていこうと思います。

私の場合、その上司は上によく見られたいため無理をして、その過剰な自分のストレスを解消するはけ口として、上からのバックと上司という職権を背景としたパワハラを執拗に繰り返してきました。

そのやり口は、業務命令の名を借りた無理難題の押し付けや、例えば、トイレに行くのにも、みんなの前で報告してから行けといった個人的な干渉です。

また、なにか問題があるたびに全部お前が悪いと一方的に言われたこともありました。

その根底にあるものは、自分の保身とその人の弱いところを突くといった弱い者いじめによるストレス発散にあるようです。

パワハラ対応の手順

こういった輩に対処するには、最終的には民事訴訟となるのでしょうが、その前にいくつかの手順を踏んでおいた方がよいと思います。

というのが、日本の裁判制度は、お互い証拠の出し合いで、自分の主張を証明できなかったほうが結局負けるという仕組みとなっているため、その準備がとても大切となってくるからです。

手順としましては、まずパワハラを仕掛けている本人の上司に相談するということですが、その上司もパワハラ本人の肩を持つということも少なくないようです。

(結局、パワハラ本人と利害が一致するということでしょうか。)

次に考えられるのが、会社のホットライン等を利用するということですが、私の聞いた話では事実確認のためパワハラ本人やその上司に確認するということですが、かえってパワハラを増長することになりそうで心配です。

ということでして、結局、公的機関を視野にいれた対策をとるのが、ベストということになりそうです。

私のケースでは

「そういうお前はどうやったのか」という声が聞こえてきそうですが、私は民事訴訟を視野に入れた準備を進めてきましたが、これは最後の手段として温存してきました。

準備と言っても主に証拠集めで、裁判官を納得させることができるだけの材料の収集(会話の録音や日時、場所、状況等のメモ)です。

(車でいえば、煽り運転された際のドライブレコーダーが有力な証拠となっていますが、もしこれが無いと証拠不十分ということで弁の立つ相手に負けてしまうかも知れません。)

いざというときの切り札を準備しておく

シロクマックス
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やられっぱなしでは心が折れてしまいます。いざというときの切り札は準備しておきましょう。

ここからは、実践編としまして、実際の対処法や心構えにつきまして述べたいと思います。

実際の対処法につきましては、いろいろ考えられると思いますが、私は「いざというときの切り札を準備しておく」ということが大切ではないかと思います。

「いざというときの切り札」につきましては、いろいろ考えられると思いますが、私の場合は「ボイスレコーダー」でした。

ただ、会話の録音は有力な証拠となりますが、実際にやってみると結構煩わしいので、出来るだけ手が掛からないようにするのがベストです。

また、どんどん録音していくと、どこに何がはいっているのか分からなくなり、後で調べようにも雲をつかむような話で取りだせなくなってしまいます。

結果的にはいざというとき、役にたたないということになってしまいますので、都度、ボイスレコーダーに関連付けて、そのときの状況が分かるように、日時、場所、相手方、一緒にいた人、状況等について、別にメモを残しておくことをお勧めします。

そうすれば、例えパワハラを受けても「どんどん証拠がたまっていく。証拠を提供してくれてありがとう。」と思えば心に余裕ができ、パワハラにも冷静に対応できるようになってきます。

できれば使用しないのが幸せ

ただ、訴訟となりますとお互い傷つきますので、武術家の人が「いざという時のために武術を練習するが、願わくば一生使用しないのが幸せだ」とよく言われているように、できれば使用しないのが幸せかもしれません。

また、今回は細かい説明は割愛しますが、民事訴訟以外に紛争調整委員会によるあっせんや地方裁判所による労働審判という手続きもありますので、これらにつきましてもあわせて検討されると良いかと思います。

最後に、一日でも早くパワハラのない快適な職場環境になることを願いまして、この項を締めくくりたいと思います。

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