これがパワハラを生み出す職場風土だ!
私の以前いた職場ではパワハラが横行していました。
どこの職場でも多少はあると思いますが、ここでは特にひどかったように思います。
この、パワハラを生み出す背景としまして、一種独特の雰囲気があるように感じます。
たとえば、封建的な体制、建前論の横行、陰口や流言 など、数え上げればきりがないほどです。
また、上が昇進をえさにパワハラ者を操ったり、グルになって一緒に掛かってきていることも特徴の1つです。
ねちねちとした粘着質、1~2時間にわたる執拗な説教等が延々と行われ、仕事とはいえ聞いてる方もさすがに嫌になってきます。
また、書類の作成においては、何回訂正してもやり直しの連続で延々と続きます。
試しに他の人に、「私のほうで書類を作成したので、この内容で報告してみて」とお願いすると、その人は褒められていました。
まあ、結局内容でなく、人によってその対応を決めているということでしょうか。
また、人の欠点のみあげては、徹底的に批判します。まったくやる気も起きないし、放心状態になっていると、やる気がまったくみられないときます。
全部上げていると、さすがにきりがないので、このあたりで打ち切りますが、ここで、問題になってくるのが、「こういうことを放置している職場の上司に、はたまた会社に責任はないのか?」ということです。
そんなことはありせん!
使用者には、働きやすい良好な職場環境を形成、維持する義務がある!
使用者には、「働きやすい良好な職場環境を形成、維持する義務」を労働契約上の義務として負っており、これに違反した場合は、契約違反となり被害者に対して賠償責任を負うことになっています。
これにつきましては、「環境安全配慮義務違反」ということで、労働契約法5条およびセクハラですが男女雇用機会均等法11条に明記されています。
また、昨年施行されましたパワハラ防止法にも「パワハラの防止は使用者の義務」としての明記があります。
してその撃退法は!
「撃退法は、こうすればOKです!」といいたいところですが、これはどうも分が悪い。
なぜなら敵の勢力圏内において孤立無援で抵抗している、いわば映画で言えば敵の占領下でのレジスタンスとでもいうべきでしょうか。
ただ方法がないわけではありません。
その一つに外部の力や法律の力を借りる方法があります。
一人では非力でも力を借りることにより巨大なパワーを身に着けることができます。
外部の力というのは、私の場合、弁護士の先生の力をお借りしました。
力を借りるといっても、弁護士保険に入っていましたので、その相談チャットで具体的な対策についてお聞きしながら実践しただけですが、すごく為になり敵の猛攻をなんとか乗り切りきることができました。
本当に感謝しています。
最後になりましたが、自分一人でくよくよ悩まずに信頼できる周りの人の力を借りるということも大切な事だと気付きました。
この教訓を今後の人生にも生かしていきたいと思います。
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